レッドドラゴンの鳥見旅行記

レッドドラゴンの鳥見旅行記

夫婦二人の個人旅行で世界中をバードウォッチング。

パタゴニアマネシツグミ(Patagonian Mockingbird)

マテ茶がおいしい。 日本を出てから43日目、アメリカ大陸は今日で最後となり、世界一周も第3コーナーを回りました。朝食にホテルのレストランに向かい、 おいしいマテ茶を飲みました。入れ物もとてもお洒落です。 出発にはまだ時間があるのでホテルから散…

コンドル(Andean Condor)

アンデスの王者 林の鳥を見てふと上を見上げると大きな猛禽の姿。是非見たかったコンドル(Andean Condor)の雄姿です。 強風の中手持ちでピントが合ってませんが、襟のマフラーのような白が分かります。 暫くして現れたのは襟巻がありませんが、若鳥ではない…

シラギクタイランチョウ(White-crested Elaenia)

赤い花に囲まれて。 遊歩道脇の赤い花を見ていたら小さな鳥がやってきました。 シラギクタイランチョウ(White-crested Elaenia)。頭の中心が白く周りの毛よりへこんでいます。 花の中心に飛んできました。 後姿はヒタキの仲間にも見えます。 短い間に飛んで…

エボシカラタイランチョウ(Tufted Tit-Tyrant)

鋭い目つき。 氷河沿いの脇の枝に突然小さな鳥がやってきました。 エボシカラタイランチョウ(Tufted Tit-Tyrant)ですね。反り返った冠羽が目を引きます。 正面から睨みあい、目つきが鋭いです。 別の枝へ移動。 横から見ると可愛いですね。 2018/11/16 Perit…

氷河とチマンゴカラカラ(Chimango Caracara)

警戒心はありません。 クルーズから下船した後は車で氷河正面の展望台に。ここから自由行動です。 左の方へ歩いていきます、森の右手には氷河。 開けた所に出ると氷河を上から見ることができます。 反対側を見ると近くの木の上にチマンゴカラカラ(Chimango C…

氷河の崩落現場

眼前で大迫力。 船に乗って氷河に近づきました。 氷河の先端は亀裂が入って軋んでいて、時々大きな音が聞こえます。 そのうち目の前の一角が、 手前に崩れ落ちて、 轟音とともに、 崩落しました。大きな水しぶきも。 一方反対側は静かな風景が広がっています…

ペリトモレノ(Perito Moreno)氷河

遠くからでも分かります。 翌朝、ホテルから氷河ツアーのバスに乗り、アルゼンチン湖(Lago Argentino)を見ながら進みます。 ホテル(地図右端)から氷河の先端近くにある船着場(地図左)までは1時間弱。 降りると遠くに氷河の先端が。 季節は春、足元には 寒冷…

メガネタイランチョウ(Spectacled Tyrant)

ユニークなメガネです♪ 草原の奥に珍しい鳥、慌てて撮ったらブレてました。 後刻牧場近くで水辺に来たメガネタイランチョウ(Spectacled Tyrant)を発見。 今度は近くでメガネの顔をゆっくり見せてくれました。 カオグロトキの向こうに少し小さい鳥が。 ナンベ…

コバシガン(Ashy-headed Goose)

マゼランガンと仲良し。 牧場の中にマゼランガン(Upland Goose)のオスが休んでいました。 そばにはメスの姿も。 歩いている2羽に目をやると少し雰囲気が違います。 前を歩いているのはコバシガン(Ashy-headed Goose)、やや小さめですが赤茶色の胸が目立ちま…

カオグロトキ(Black-faced Ibis)

強風の牧場で。 水辺は強風が吹き荒れるので少し南に戻ると牧場がありました。常に同一方向に風が吹くので樹が横に向かって伸びています。 牧羊犬と馬が歩いている中に、 佇む鳥を発見。 カオグロトキ(Black-faced Ibis)です。 喉に黒い袋があります、カオグ…

オナガマキバドリ(Long-tailed Meadowlark)

真っ赤な胸。 ダーウィン像から北へ真直ぐ、ニメスラグーン自然保護区(Reserva Ecologica Laguna Nimez)にきました。ここはペリトモレノにつながるアルゼンチン湖(Lago Argentino)の南岸にある干潟です。 すぐそばの杭に真っ赤な胸が目立つ鳥、オナガマキバ…

アメリカチョウゲンボウ(American Kestrel)

アクロバット飛行です。 エル・カラファテ(El Calafate)は有名なペリトモレノ氷河(Perito Moreno)への玄関口として知られています。朝ホテルで翌日のペリトモレノツアーを予約し、散歩に出かけました。 街の中心にあったのは氷河国立公園の管理事務所。敷地…

カンムリカラカラ(Crested Caracara)

勇壮な飛翔。 エル・カラファテ(El Calafate)到着は夕方、ホテルでワインと夕食を済ませたら、 既に夜でした。 翌朝のホテル。 朝食を食べてから、 庭を歩いて、 門に出ると、 高い木の枝に鳥がやってきました。 カンムリカラカラ(Crested Caracara)です、ペ…

ウスアイア(Ushuaia)からエル・カラファテ(El Calafate)へ

世界の果て(Fin del Mundo)とお別れ エル・カラファテ(El Calafate)へ向かう便が遅いので朝はゆっくり。 港の更に先を散歩していると可愛く作られたお花畑。 一方海を見ると座礁した船がありました。 岸辺にはゴイサギ(Black-crowned Night Heron)の若とミナ…

チマンゴカラカラ(Chimango Caracara)

ペアになりました。 美しい鳥たちを見て再びAlakushに戻ってきました。 ゆっくり風景を楽しんでいると、 近くの木にチマンゴカラカラ(Chimango Caracara)が飛んできました。 後ろが気になったと思ったら、 もう1羽が同じ枝に。 雌雄の違いは分かりませんが…

フォークランドツグミ(Austral Thrush)

鳥たちは食事の時間。 マゼランキツツキが樹の上の方を叩いている時、根元ではフォークランドツグミ(Austral Thrush)が虫をくわえていました。 そこへ飛び込んできたのは、 ブエノスアイレスでも見たチマンゴカラカラ(Chimango Caracara)。 こちらも何かくわ…

マゼランキツツキ(Magellanic Woodpecker)オス

燃え上がるような頭。 メスを見て更に先に歩くと木の幹にの間に真っ赤な頭が見えました。 マゼランキツツキ(Magellanic Woodpecker)のオス、首から上が冠羽まで緋色です。 メスより動きが速く中々ピントがあいません。 森の中を動いていたらとても目立つでし…

マゼランキツツキ(Magellanic Woodpecker)メス

とても見たかった鳥。 パタゴニアで最も見たかった鳥の一つがこのマゼランキツツキ(Magellanic Woodpecker)です。木を叩く音を目印に森の中を進むとメスがいました。 撮影風景です、中央オレンジの丸で囲んだ幹にいるのですがわかりますか。こちらは強風と寒…

マゼランガン(Upland Goose)のメス

ペアになれるのか? 国立公園内を2時間ぐらい探鳥して戻ってくると今度は川の中にマゼランガン(Upland Goose)のメスがいました。 視線の先を追うと岸辺にはオス。 ペアなのかと思ったらオスは2羽いました。 そのうち1羽とメスが近付いて、 メスのほうが積…

マゼランガン(Upland Goose)のオス

パタゴニアを代表する鳥 ラパタイア川岸辺の草むらに大きな鳥が休んでいました。 マゼランガン(Upland Goose)のオスです。 人を警戒する様子はありません。 川に沿って歩き始めると、 流れの中にもいました。 水はかなり冷たいでしょうがじっとしています。 …

Tierra del Fuego へ

南極も近い。 ビーグル水道から戻った夜、港を見ると船の姿。 翌朝には3隻になっていました。南極航路の玄関口なのでウスアイア発着の小型船からウスアイア経由で向かう大型クルーズ船まで多くの船が南極へ出かけていきます。 今日はもう一つの目的地である…

マゼランカモメ(Dolphin Gull)

港でお出迎え。 ウスアイアの港に着くと前日も見たマゼランカモメ(Dolphin Gull)がゆったりしていました。 クルーズ中も船のそばをゆったりと飛ぶ姿が。 1~2年目の若鳥は頭が黒く見えます。 オタリアのそばでくつろいでいました。 ビーグル水道での楽しい…

オウサマペンギン(King Penguin)

微動だにせず。 マゼランペンギンを船から見た後は島に上陸します。歩いていくとペンギンの群れ、中にひときわ大きく喉が黄色いオウサマペンギン(King Penguin)の姿。 あたりにコロニーを形成しているのはジェンツーペンギン(Gentoo Penguin)。嘴が赤く後頭…

マゼランペンギン(Magellanic Penguin)

パタゴニアといえばペンギン♪ 水鳥を見ながらビーグル水道を東に。南側はチリ領で沿岸警備隊のような船がとまっていました。 クルーズの最東端、ペンギン島(Pinguinera)と呼ばれる島の波打ち際にペンギンの姿。 マゼランペンギン(Magellanic Penguin)が何羽…

ズグロムナジロヒメウ(Imperial Cormorant)の群れ

コロニーを作っています。 オタリアやサヤハシチドリのいた岩礁には夥しい数のウが集合。 大部分はズグロムナジロヒメウ(Imperial Cormorant)。 胸から喉まで白く、冠羽があって眼は青いのが特徴です。 荒い海の上を群れで飛んでいきました。 見ていると海の…

オタリア(South American Sea Lion)

サヤハシチドリ(Snowy Sheathbill)もいました。 クルーズ船は小さな岩礁の横にきました。そこに群れていたのは、 オタリア(South American Sea Lion)です、直訳すると南アメリカのアシカとなります。 黒くて大きくタテガミがあるのがオス。 メスは一回り小さ…

マユグロアホウドリ(Black-browed Albatross)

Albatrossと呼びたい。 クルーズ開始から30分、海の上を飛ぶ翼の長い鳥。 マユグロアホウドリ(Black-browed Albatross)です。 真横から見ると胴体は大きくありません。 とても長く細い翼が長時間の飛行を支えているのですね。 荒れた海では翼端が波に洗わ…

ノドジロクロミズナギドリ(White-chinned Petrel)

嘴が特徴的。 出港する港にいたのはノドジロクロミズナギドリ(White-chinned Petrel)。中々威圧的な顔つきと嘴をしています。 東へクルーズを続けていると波が高くなります。その中を飛んでいく鳥は、 先ほどのノドジロクロミズナギドリです、喉の白はほとん…

ビーグル水道(Canal Beagle)クルーズへ

マゼランカモメ(Dolphin Gull)に見送られて。 港に来た時に翌日のビーグル水道(Canal Beagle)クルーズを予約しました。ビーグル水道はウスアイアの南側を横切るとても狭い海峡で海峡の向い側と町の西側はチリーの領土です。 クルーズは図の左端ウスアイアを…

世界の果て(Fin del Mundo)

アメリカ大陸最南端。 Cafe Tortoniの翌日はラプラタ川対岸、ウルグアイのコロニア・デル・サクラメントにフェリーで出かける予定でした。ところが朝から豪雨と雷でフェリーは欠航、歩くこともできずホテルで過ごしました。翌朝もまだ雨は降っていますがタク…