レッドドラゴンの鳥見旅行記

レッドドラゴンの鳥見旅行記

夫婦二人の個人旅行で世界中をバードウォッチング。

パンタナル縦貫道路(Estrada Parque TransPantaneira)

パンタナルとお別れ。 最終日の朝も充分鳥見を楽しみました。部屋のハンモックは使わずじまい。 お別れに多くの鳥があいさつにきます。 見慣れたミサゴノスリ(Black-collared Hawk)や、 トラフサギ(Rufescent Tiger-Heron)。 クロビタイアマドリ(Black-front…

アカオキリハシ(Rufous-tailed Jacamar)

人間のことは気にしない。 Boardwalkの真ん中に青い頭のヘビが、Alexも名前は知らないとのこと。ゆっくり横切っていきました。 その先の手すりにじっととまっている鳥、 アカオキリハシ(Rufous-tailed Jacamar)です。 こちらのことは分かっているのですが近…

チャミミチュウハシ(Chestnut-eared Aracari)

顔と嘴がいかつい。 Marsh Towerを先に行くとBoardwalkより下の茂みから鳥の顔が見えます。 脅かさないようにゆっくり動いて、 なんとか全身が見える位置にきました。 チャミミチュウハシ(Chestnut-eared Aracari)ですね。木漏れ日を浴びたノコギリ状の嘴が…

ハゲガオホウカンチョウ(Bare-faced Curassow)

ブラジル最終日の朝。 南米最初の国ブラジルでの滞在も8日目、今日の午後は移動となります。大分見慣れたパンタナルの朝。 庭を歩くとチャバネシャクケイ(Rusty-margined Guan)。 イタチアイアでクロアシシャクケイと間違えてしまった鳥です。 reddragon586…

オオミドリヤマセミ(Amazon Kingfisher)

危うく道路封鎖。 楽しかったジャガークルーズを終え夕方の帰路、荒れ地にいたのはノバリケン(Muscovy Duck)。目の周りに鮮やかな赤の斑点。 湿地帯の中にはベニヘラサギ(Roseate Spoonbill)がいました。 フロリダやテキサスで見ましたが南米にいるのは知り…

クロハサミアジサシ(Black Skimmer)

砂浜はアジサシの遊び場。 オオカワウソを見ながら川を進んでいくと広い砂州が現れました。そこでまず見かけた鳥は、 ナンベイタゲリ(Southern Lapwing)と、 オオハシアジサシ(Large-billed Tern)でした。 オオハシアジサシの幼鳥が、 ナンベイタゲリにちょ…

オオカワウソ(Giant Otter)

猛獣です。 昼過ぎの川面、なにかが顔を出しました。 オオカワウソ(Giant Otter)が魚をくわえて泳いでいました。 岸辺に近づいて食べています。 水かきのついた前足が人間の手のようでした。 その後も茶色い川のクルーズを続け、 1時間ほど後、別の個体を見…

オオクロノスリ(Great Black Hawk)

川沿いの猛禽2種。 川に突き出た木の上に黒い猛禽。 オオクロノスリ(Great Black Hawk)です。 青空をバックにした雄姿。 真下から見ても黒一色でした。 一方枯れ木の上にいたのはサバンナノスリ(Savanna Hawk)。 精悍な姿をしています。 船が通り過ぎるまで…

パラグアイカイマン(Yacare Caiman)

ジャガーのライバル。 ジャガーがカイマンを襲うシーンは見られませんでしたが、川にはパラグアイカイマン(Yacare Caiman)の姿。 ゆったり泳いでいます。 川岸では日光浴。 こんな川の主のようなカイマンですが、なんらかの理由で死んでしまうとクロコンドル…

ジャガー(Jaguar)

迫力満点。 いよいよジャガーサファリに出発。貸切りなので小さめの船に我々夫婦とガイド、船頭の4人乗りです。 出港して30分弱、岸辺の木に潜むジャガー(Jaguar)、鋭い目でこちらを見ています。 アフリカのヒョウもそうですが木陰にいると溶け込んで見逃…

カンムリサケビドリ(Southern Screamer)

ジャガー保護区へ。 翌朝は未明に起きて南へ2時間以上走ってPorto Jofreへ向かいました。夜明けの空に虹が出て幸先がいいのかな。 Porto Jofre手前で湿地帯にカンムリサケビドリ(Southern Screamer)がいました。 かなり大きな鳥です。 悠々と歩いて、 草む…

ナンベイレンカク(Wattled Jacana)

雨の上がった夕方。 スコールがおさまった庭を散歩。小さな池も水嵩が増えナンベイレンカク(Wattled Jacana)が歩いていました。 雨の後は少し違った鳥も出てくるようです。 地味な鳥ハイイロイカル(Bluish-grey Saltator)に会いました。 オニオオハシカッコ…

オニオオハシ(Toco Toucan)

ブラジルといえば、 必ず出てくるのがこの鳥オニオオハシ(Toco Toucan)、ポルトガル語でTucanoです。ただしブラジルの国鳥ではありません。国鳥は既に紹介したナンベイコマツグミ(Rufous-bellied Thrush)。 ノドジロオニキバシリ(White-throated Woodcreeper…

スミレコンゴウインコ(Hyacinth Macaw)の群れ

堪能しました。 早朝の鳥見では薄暗かったのでガイドのAlexと相談し、近くにある農場へ出かけました。 木にはスミレコンゴウインコ(Hyacinth Macaw)が鈴生りです。 巣箱の横にペアがいました。 まだ使われてはいないようで、 中を覗き込んで確かめていました…

キゴシツリスドリ(Yellow-rumped Cacique)

早朝鳥見の続き。 敷地内を更に歩くとキゴシツリスドリ(Yellow-rumped Cacique)、いつも木の陰でした。 足元を歩くのはアオアシトキ(Green Ibis)、ほとんど黒に見えます。 遠くの大木の中に大きな鳥を見つけました。 枝が邪魔ですがアオノドナキシャクケイ(B…

スミレコンゴウインコ(Hyacinth Macaw)

パンタナルのハイライト。 前日遅くまでサファリで疲れているのにこの日も夜明けから起きだしました。 朝食準備中のレストランを横目に歩いていくと、 スミレコンゴウインコ(Hyacinth Macaw)が現れました。 あたりはようやく明るくなってきて、 ペアが仲睦ま…

アカヨタカ(Rufous Nightjar)

パンタナルのナイトサファリ。 夕食後、車でナイトサファリに出発です。道の真ん中に座っていたのはアカヨタカ(Rufous Nightjar)。うっかりすると轢いてしまいそうですね。 ずっと奥の方にガイドがハイイロタチヨタカ(Common Potoo)を見つけてくれましたが、…

ミサゴノスリ(Black-collared Hawk)

魚を食べるノスリ。 クルーズも後半、夕方の川の上にミサゴノスリ(Black-collared Hawk)の姿。 ミサゴの和名のとおり魚を食べるノスリです。 船がかなり近づいても悠々としています。 侵入者を睨んでいますね。 そろそろ日没、船も引き返します。 木に夕日が…

ナンベイアオサギ(Cocoi Heron)

ボートで水鳥観察。 船着き場の脇でハイイロトキ(Plumbeous Ibis)を見た後、 小さなボートに乗って川へ乗り出します。 水辺で魚を狙うナンベイアオサギ(Cocoi Heron)。 見ていると飛び立ちました。 水草に隠れるようにいたのはアメリカヒレアシ(Sungrebe)で…

南米のヤマセミ4種

5種類目には会えず。 到着したところはRio Claroというロッジの敷地にある船着場。Rio Claroとは清流という意味ですがあまり透き通ってはいませんでした。 リバークルーズなのでヤマセミ類は期待していましたが、船に乗る前にいきなりオオミドリヤマセミ(Am…

レア(Greater Rhea)

ダチョウにそっくり。 夕方は10kmほど南でリバークルーズ、車で出発した直後敷地内でレア(Greater Rhea)に出会いました。 堂々と歩く姿がダチョウと良く似ています。 角度によっては青く見えます。 南へ走る途中の荒れ地で、あまり栄養がとれていないのでし…

キバシコウカンチョウ(Yellow-billed Cardinal)

ハワイでも有名。 午後、車で出かける前に庭を歩くとキバシコウカンチョウ(Yellow-billed Cardinal)が遊びにきました。 南米の鳥は多くがペットとして持ち出され別の土地で繁殖しています。キバシコウカンチョウも移入種としてハワイ島で市民権を得ています…

カンムリカラカラ(Crested Caracara)

ロッジの部屋を交換。 昨夜は遅くロッジに着いてそのまま夕食、案内された部屋に入りましたが夜中壁の向こうでネズミかコウモリかの音がうるさくて寝られませんでした。朝Alexとマネージャーにクレームをいい、朝のガイド鳥見が終了したら部屋を変えるという…

アカオキリハシ(Rufous-tailed Jacamar)

中南米では良く見ます。 林の中にアカオキリハシ(Rufous-tailed Jacamar)を見つけました。 1羽だと思ったら実はペア。 オスの喉は白、メスの喉は淡黄色なので多分左がオス、右がメスでしょう。 オスが目の前に。 エメラルドグリーンの羽が輝いています。 別…

ズグロハゲコウ(Jabiru)

有名な鳥です。 ツアーのパンフレットなどにも必ず登場するのがズグロハゲコウ(Jabiru)。 コウノトリと同じように大木の高い枝に巣を作ります。 堂々としていますね。 同じように高い枝にいたのはアカオヒメシャクケイ(Chaco Chachalaca)。 梢の上にいたのは…

アオボウシインコ(Blue-fronted Amazon)

どこにでもインコ。 南米、特にブラジルはインコの種類が多すぎて同定に苦労します。今回はガイドのAlexと一緒なので安心。 アオボウシインコ(Blue-fronted Amazon)は額が青いのが特徴。 目の周りが黄色で羽には赤い模様もありお洒落です。 キソデボウシイン…

アカユミハシオニキバシリ(Red-billed Scythebill)

生活が不便そう。 続いても樹上の鳥、幹を軽やかに飛び跳ねているのは、 アカユミハシオニキバシリ(Red-billed Scythebill)です。嘴になにかくわえています。 どうやら食べ物自体ではなく木の皮をはいで、裏にいる虫を探しているようです。 それにしても弓の…

メガネテンニョゲラ(Pale-crested Woodpecker)

燃えるような金髪。 早朝鳥見のあと朝食を終わってもまだ6時半、今度はガイドのAlexと一緒に敷地内を鳥見です。 林の中を歩くとメガネテンニョゲラ(Pale-crested Woodpecker)。 とにかく逆立った金髪が目につきます。 下から見ると両頬の赤も派手ですね。 …

ハゲガオホウカンチョウ(Bare-faced Curassow)

かわいそうな名前。 部屋のすぐ近くに大きめの鳥、ハゲガオホウカンチョウ(Bare-faced Curassow)のオスが歩いてきました。 すぐそばにメス、随分色柄が違いますね。 それにしてもハゲガオとは随分かわいそうな名前です。目の周りが少し羽毛がないだけなのに…

アマゾンカッコウ(Guira Cuckoo)

冠羽が見事。 夜明の庭を歩くと枯れ木の上に大きな鳥、冠羽と尾羽が目立ちます。 アマゾンカッコウ(Guira Cuckoo)ですね。 もう少し明るくなった頃にはペアの姿がありました。 和名にアマゾンとありますがブラジル全域に生息しています。 独特な風貌でした。…