レッドドラゴンの鳥見旅行記

レッドドラゴンの鳥見旅行記

夫婦二人の個人旅行で世界中をバードウォッチング。

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ミドリボウシテリハチドリ(Green-crowned Brilliant)

ハチドリの続き。 朝の鳥見はロッジの近くで。 花が咲き乱れフィーダーもあるのでハチドリが多くやってきます。 ミドリボウシテリハチドリ(Green-crowned Brilliant)のオス。 頬が白でなくオレンジに近いのは若いからでしょうか。 メスもいました。 胸が鱗模…

ルリムネハチドリ(Rufous-gaped Hillstar)

新種として独立。 朝の鳥見の続き。頬の赤茶色が特徴のハチドリが出てきました。 ルリムネハチドリ(Rufous-gaped Hillstar)です。以前はオジロルリムネハチドリ(White-tailed Hillstar)の亜種とされ、持っている2種類の図鑑(Birds of Ecuador / Birds of So…

ムラサキフタオハチドリ(Violet-tailed Sylph)

ミンドの宝石。 翌日は朝からロッジの庭で鳥見。とにかくハチドリの多さに圧倒されます。 中でもひときわ鮮やかなのがムラサキフタオハチドリ(Violet-tailed Sylph)。 紫色の2本の長い尾が目を引きますが、 エメラルドの全身も見事ですね。 光が当たらない…

チャムネテリハチドリ(Fawn-breasted Brilliant)

一見地味ですが。 長い移動を終わって午後2時ごろ、キトの北西ミンド(Mindo)という森にあるロッジに着きました。 Septimo Paraiso(7番目の天国)という名のロッジです。 古い邸宅を改造したようなつくりです。 ランチをいただきシャワーを浴びた後は庭で夕…

ブラジルからエクアドルへ

アンデスを超えて。 前日夜9時過ぎにサンパウロに到着、近くのホテルで2時間ほど仮眠して0時半には空港へ。ペルーのリマ経由エクアドルのキトまで飛ぶのですが夜中にいる航空会社の職員はアルバイトなのかスペイン語も英語も話せず、ラゲッジスルーのこと…

パンタナル縦貫道路(Estrada Parque TransPantaneira)

パンタナルとお別れ。 最終日の朝も充分鳥見を楽しみました。部屋のハンモックは使わずじまい。 お別れに多くの鳥があいさつにきます。 見慣れたミサゴノスリ(Black-collared Hawk)や、 トラフサギ(Rufescent Tiger-Heron)。 クロビタイアマドリ(Black-front…

アカオキリハシ(Rufous-tailed Jacamar)

人間のことは気にしない。 Boardwalkの真ん中に青い頭のヘビが、Alexも名前は知らないとのこと。ゆっくり横切っていきました。 その先の手すりにじっととまっている鳥、 アカオキリハシ(Rufous-tailed Jacamar)です。 こちらのことは分かっているのですが近…

チャミミチュウハシ(Chestnut-eared Aracari)

顔と嘴がいかつい。 Marsh Towerを先に行くとBoardwalkより下の茂みから鳥の顔が見えます。 脅かさないようにゆっくり動いて、 なんとか全身が見える位置にきました。 チャミミチュウハシ(Chestnut-eared Aracari)ですね。木漏れ日を浴びたノコギリ状の嘴が…

ハゲガオホウカンチョウ(Bare-faced Curassow)

ブラジル最終日の朝。 南米最初の国ブラジルでの滞在も8日目、今日の午後は移動となります。大分見慣れたパンタナルの朝。 庭を歩くとチャバネシャクケイ(Rusty-margined Guan)。 イタチアイアでクロアシシャクケイと間違えてしまった鳥です。 reddragon586…

オオミドリヤマセミ(Amazon Kingfisher)

危うく道路封鎖。 楽しかったジャガークルーズを終え夕方の帰路、荒れ地にいたのはノバリケン(Muscovy Duck)。目の周りに鮮やかな赤の斑点。 湿地帯の中にはベニヘラサギ(Roseate Spoonbill)がいました。 フロリダやテキサスで見ましたが南米にいるのは知り…

クロハサミアジサシ(Black Skimmer)

砂浜はアジサシの遊び場。 オオカワウソを見ながら川を進んでいくと広い砂州が現れました。そこでまず見かけた鳥は、 ナンベイタゲリ(Southern Lapwing)と、 オオハシアジサシ(Large-billed Tern)でした。 オオハシアジサシの幼鳥が、 ナンベイタゲリにちょ…

オオカワウソ(Giant Otter)

猛獣です。 昼過ぎの川面、なにかが顔を出しました。 オオカワウソ(Giant Otter)が魚をくわえて泳いでいました。 岸辺に近づいて食べています。 水かきのついた前足が人間の手のようでした。 その後も茶色い川のクルーズを続け、 1時間ほど後、別の個体を見…

オオクロノスリ(Great Black Hawk)

川沿いの猛禽2種。 川に突き出た木の上に黒い猛禽。 オオクロノスリ(Great Black Hawk)です。 青空をバックにした雄姿。 真下から見ても黒一色でした。 一方枯れ木の上にいたのはサバンナノスリ(Savanna Hawk)。 精悍な姿をしています。 船が通り過ぎるまで…

パラグアイカイマン(Yacare Caiman)

ジャガーのライバル。 ジャガーがカイマンを襲うシーンは見られませんでしたが、川にはパラグアイカイマン(Yacare Caiman)の姿。 ゆったり泳いでいます。 川岸では日光浴。 こんな川の主のようなカイマンですが、なんらかの理由で死んでしまうとクロコンドル…

ジャガー(Jaguar)

迫力満点。 いよいよジャガーサファリに出発。貸切りなので小さめの船に我々夫婦とガイド、船頭の4人乗りです。 出港して30分弱、岸辺の木に潜むジャガー(Jaguar)、鋭い目でこちらを見ています。 アフリカのヒョウもそうですが木陰にいると溶け込んで見逃…

カンムリサケビドリ(Southern Screamer)

ジャガー保護区へ。 翌朝は未明に起きて南へ2時間以上走ってPorto Jofreへ向かいました。夜明けの空に虹が出て幸先がいいのかな。 Porto Jofre手前で湿地帯にカンムリサケビドリ(Southern Screamer)がいました。 かなり大きな鳥です。 悠々と歩いて、 草む…

ナンベイレンカク(Wattled Jacana)

雨の上がった夕方。 スコールがおさまった庭を散歩。小さな池も水嵩が増えナンベイレンカク(Wattled Jacana)が歩いていました。 雨の後は少し違った鳥も出てくるようです。 地味な鳥ハイイロイカル(Bluish-grey Saltator)に会いました。 オニオオハシカッコ…

オニオオハシ(Toco Toucan)

ブラジルといえば、 必ず出てくるのがこの鳥オニオオハシ(Toco Toucan)、ポルトガル語でTucanoです。ただしブラジルの国鳥ではありません。国鳥は既に紹介したナンベイコマツグミ(Rufous-bellied Thrush)。 ノドジロオニキバシリ(White-throated Woodcreeper…

スミレコンゴウインコ(Hyacinth Macaw)の群れ

堪能しました。 早朝の鳥見では薄暗かったのでガイドのAlexと相談し、近くにある農場へ出かけました。 木にはスミレコンゴウインコ(Hyacinth Macaw)が鈴生りです。 巣箱の横にペアがいました。 まだ使われてはいないようで、 中を覗き込んで確かめていました…

キゴシツリスドリ(Yellow-rumped Cacique)

早朝鳥見の続き。 敷地内を更に歩くとキゴシツリスドリ(Yellow-rumped Cacique)、いつも木の陰でした。 足元を歩くのはアオアシトキ(Green Ibis)、ほとんど黒に見えます。 遠くの大木の中に大きな鳥を見つけました。 枝が邪魔ですがアオノドナキシャクケイ(B…

スミレコンゴウインコ(Hyacinth Macaw)

パンタナルのハイライト。 前日遅くまでサファリで疲れているのにこの日も夜明けから起きだしました。 朝食準備中のレストランを横目に歩いていくと、 スミレコンゴウインコ(Hyacinth Macaw)が現れました。 あたりはようやく明るくなってきて、 ペアが仲睦ま…

アカヨタカ(Rufous Nightjar)

パンタナルのナイトサファリ。 夕食後、車でナイトサファリに出発です。道の真ん中に座っていたのはアカヨタカ(Rufous Nightjar)。うっかりすると轢いてしまいそうですね。 ずっと奥の方にガイドがハイイロタチヨタカ(Common Potoo)を見つけてくれましたが、…

ミサゴノスリ(Black-collared Hawk)

魚を食べるノスリ。 クルーズも後半、夕方の川の上にミサゴノスリ(Black-collared Hawk)の姿。 ミサゴの和名のとおり魚を食べるノスリです。 船がかなり近づいても悠々としています。 侵入者を睨んでいますね。 そろそろ日没、船も引き返します。 木に夕日が…

ナンベイアオサギ(Cocoi Heron)

ボートで水鳥観察。 船着き場の脇でハイイロトキ(Plumbeous Ibis)を見た後、 小さなボートに乗って川へ乗り出します。 水辺で魚を狙うナンベイアオサギ(Cocoi Heron)。 見ていると飛び立ちました。 水草に隠れるようにいたのはアメリカヒレアシ(Sungrebe)で…

南米のヤマセミ4種

5種類目には会えず。 到着したところはRio Claroというロッジの敷地にある船着場。Rio Claroとは清流という意味ですがあまり透き通ってはいませんでした。 リバークルーズなのでヤマセミ類は期待していましたが、船に乗る前にいきなりオオミドリヤマセミ(Am…

レア(Greater Rhea)

ダチョウにそっくり。 夕方は10kmほど南でリバークルーズ、車で出発した直後敷地内でレア(Greater Rhea)に出会いました。 堂々と歩く姿がダチョウと良く似ています。 角度によっては青く見えます。 南へ走る途中の荒れ地で、あまり栄養がとれていないのでし…

キバシコウカンチョウ(Yellow-billed Cardinal)

ハワイでも有名。 午後、車で出かける前に庭を歩くとキバシコウカンチョウ(Yellow-billed Cardinal)が遊びにきました。 南米の鳥は多くがペットとして持ち出され別の土地で繁殖しています。キバシコウカンチョウも移入種としてハワイ島で市民権を得ています…

カンムリカラカラ(Crested Caracara)

ロッジの部屋を交換。 昨夜は遅くロッジに着いてそのまま夕食、案内された部屋に入りましたが夜中壁の向こうでネズミかコウモリかの音がうるさくて寝られませんでした。朝Alexとマネージャーにクレームをいい、朝のガイド鳥見が終了したら部屋を変えるという…

アカオキリハシ(Rufous-tailed Jacamar)

中南米では良く見ます。 林の中にアカオキリハシ(Rufous-tailed Jacamar)を見つけました。 1羽だと思ったら実はペア。 オスの喉は白、メスの喉は淡黄色なので多分左がオス、右がメスでしょう。 オスが目の前に。 エメラルドグリーンの羽が輝いています。 別…

ズグロハゲコウ(Jabiru)

有名な鳥です。 ツアーのパンフレットなどにも必ず登場するのがズグロハゲコウ(Jabiru)。 コウノトリと同じように大木の高い枝に巣を作ります。 堂々としていますね。 同じように高い枝にいたのはアカオヒメシャクケイ(Chaco Chachalaca)。 梢の上にいたのは…