レッドドラゴンの鳥見旅行記

レッドドラゴンの鳥見旅行記

夫婦二人の個人旅行で世界中をバードウォッチング。

オーストラリアに行ってきました。

嬉しい再会。

11月10日から29日まで20日間ほどオーストラリアのケアンズから北部クイーンズランドを回ってきました。オーストラリアは6回目、ケアンズ周辺も3回目の訪問ですが今回もシラオラケットカワセミ(Buff-breasted Paradise-Kingfisher)に会うことができました。

写真の整理にも手がついていません。旅行記は気長にお待ちください。

2023/11/10-29 NorthQLD Australia,EOS7D2+100-400mm

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オウギワシへの険しい山道

完全装備でも歩行困難。

10時過ぎ、登ってきた道をゆっくり時間をかけて戻ることに。やっと余裕ができたので辺りの写真も紹介します。これが歩いてきた獣道、全く道とは見えないので現地ガイドについていかないとすぐ迷います。

川も何度か横切ることに。海外へ持参しても殆ど出番のなかった野鳥の会の長靴、とても役に立ちました。

正面にいるのが現地ガイド。こんな難しい山道を飛ぶように走ってすぐ見えなくなり、こちらが迷いかけると戻ってきて早く歩けと叱咤激励していました。

オウギワシの巣を撮影した場所からスマホで見るとこんな感じ。人も動物も中々近づけない崖に立つ大木の上にありました。

撮影風景、重いけれど三脚は必須でした。

撮影中の休憩時間。左がドライバー兼ガイドのJose、右がオウギワシの現地ガイドです。

帰り道で見かけたチョウ、ウラモジタテハの一種かと思うのですが定かではありません。

早朝の往路では大木の梢にアカハシカザリキヌバネドリ(Pavonine Quetzal)がいると教えられ、見ることはできたのですがリュックからカメラを取出す暇もなく先を急がされたので写真はありません。

2018/10/31 Gareno Ecuador,iPhone

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オウギワシ(Harpy Eagle)

20年越しの夢が実現。

海外での鳥見を始めた20年ほど前からオウギワシ(Harpy Eagle)を見ることは最大の夢でした。ガイドの露木さんに会った時、既にコスタリカではほぼ全滅で南米なら可能性があるとのことでした。今回の旅行直前でのコーディネータからの連絡には喜んで飛びつきました。

3時に起きて4時半には出発、5時50分に車を降りて山の中の獣道をかなりのハイペースで1時間以上進み、7時にオウギワシの巣が見える尾根に到着しました。老齢の我々にしては相当急かされたので景色を撮る暇もありませんでした。

巣の中に座っていたのはオウギワシの雛、見ている間に羽を広げたり、

まだ飛ぶことはできませんが動かしています。

そのうち起き上がって辺りを見回し、

立ち上がると足も立派でやはり迫力満点です。

親鳥は餌としてナマケモノなどの大きな哺乳類を狩ってくるため、一度出かけると数日間は帰ってこないことが多いとか。成鳥の頭と顔の周りは冠羽が扇のように広がっているのですが雛でも冠羽の一部は扇型になっていました。

こちらを見た顔、猛禽の激しさもありながらまだ可愛いらしさが勝っていました。

途中水を飲んだりしながら3時間ぐらい見ていたのですが、今日は親鳥は戻りそうにないということでまた獣道を戻りました。帰りは景色も撮れたのでこの後ご紹介します。

2018/10/31 Gareno Ecuador,EOS7D2+100-400mm

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オオタチヨタカ(Great Potoo)

アンデスの奥地へ。

Wildsumacoを昼過ぎに出て約3時間、Tenaという小さな町で明日の現地ガイドと待ち合わせです。

そこから更に奥へ向かう途中、現地ガイドがオオタチヨタカ(Great Potoo)のいる場所へ案内してくれました。

眠っているのかと思ったら毛繕い。

完全に眠っているわけではないのですね。

更に1時間半ほど走って山奥のさびれた簡素な宿へ。薄暗くなった中を鳥見に連れていってくれましたが、夕闇の中で遠い鳥は写真が撮れません。闇雲に撮った証拠写真はカオグロルリサンジャク(Violaceous Jay)でした。

部屋の中にノミもいたりして大変でしたが、明日の出会いに期待を込めて早めに寝ました。

2018/10/30 Gareno Ecuador,EOS7D2+100-400mm,iPhone

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サンロクキクイタダキモドキ(Foothill Elaenia)

鳥たちも朝ごはん。

早朝鳥見のあと朝食をとって再度トレイルに出ようとしたら部屋のドアに虫がいました。

ナナフシの仲間ですね。何に擬態しているのか、こんな不思議な色は見たことがありません。

外へ出ると鳥たちも食事に大忙しでした。これはサンロクキクイタダキモドキ(Foothill Elaenia)ですね。昨日の鳥は違うようです。

フタスジハエトリ(Bran-coloured Flycatcher)らしい鳥が虫を捕まえていました。

こちらはwarblerかflycatcherの仲間だと思うのですが名前が分かりません。

昨日と同じロッジ入口の林にアンデスイワドリ(Andean Cock-of-the-rock)がいました。

正面を向いた姿はウルトラマンみたいです。

旅行計画をたてた時Wildsumacoには3泊の予定でしたが世界一周に出発する直前、エクアドルの鳥見をアレンジしてくれたコーディネータから連絡があり、なんとしても見たい鳥の営巣場所が確認できたとの知らせ。Wildsumacoの予定を1日繰上げてアンデスの奥地に向かうこととなりました。この景色ともお別れです。

2018/10/30 Wildsumaco Ecuador,EOS7D2+100-400mm,iPhone

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カオグロキヌバネドリ(Masked Trogon)

至近距離でゆったり。

カマバネシャクケイから顔を横に曲げると目の前にキヌバネドリ、近すぎて全身が入りません。

カオグロキヌバネドリ(Masked Trogon)のメスですね。

胸の白帯と腹の赤が目立ちますが、

背中を向けると茶色一色。

木の中では見過ごしそうです。

一方近くにいたのは若鳥でしょうか、羽が生え変わる途中のようです。

背中も羽がまだら模様,成鳥になって緑の羽になるならオスでしょう。

エクアドルは今が春、巣立って間もないのかも。

メスが地表近くに降りてきました。

我々のことは全く気にしていないのか、豪快に小水を飛ばしていました。

2018/10/30 Wildsumaco Ecuador,EOS7D2+100-400mm

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カマバネシャクケイ(Sickle-winged Guan)

美味しそうな果物。

翌早朝、ロッジ前の枝にカマバネシャクケイ(Sickle-winged Guan)が現れ、なっている果物に近寄ると、

丸ごとくわえました。

美味しいのでしょうね、挟んだ嘴の間から果汁が垂れています。

辺りが明るくなって、梢に黄色と黒の鳥がやってきました。

キゴシツリスドリ(Yellow-rumped Cacique)、南米では良く見る鳥です。

2018/10/30 Wildsumaco Ecuador,EOS7D2+100-400mm

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