レッドドラゴンの鳥見旅行記

レッドドラゴンの鳥見旅行記

夫婦二人の個人旅行で世界中をバードウォッチング。

南回帰線のカタジロサバクヒタキ(Mountain Wheatear)

WalvisBayからSolitaireへ。

午後1時過ぎ、大西洋岸のWalvisBayからナミブ砂漠の中心Solitaireへ向かいます。広大な砂漠の中に店や給油所はここしかありません。2時間ほど走ったところで昼食。

WalvisBayで買ってきた弁当を砂漠の真ん中に石を組んだ休憩所で食べます。生えているのはバオバブの仲間でしょうね。

食べ終わって出かけようとしたら石組みに鳥がやってきました。

カタジロサバクヒタキ(Mountain Wheatear)です。こんな所でも餌になる昆虫がいるのですね。

強い日差しのもとダート道を走ります。

やがて道路脇にポツンと南回帰線(Tropic of Capricorn)の標識。標識以外は何もなし。

少しブッシュのある辺りに来ました、枝の上に鳥の姿。

アカモズ(Red-Backed Shrike)です。下生えに飛び降りて虫をとっているようです。

近くの枝にきたのはカレハヤブヒバリ(Fawn-coloured Lark)。すると、

同じ木にさっきのセアカモズが。カレハヤブヒバリはびっくりしています。

暫く仲良くとまっていましたが、

アカモズが飛び出しました。

きれいな羽の模様ですね。

カレハヤブヒバリはやっと落着けました。

Solitaireはまだ先、急ぎましょう。

2019/09/10 Tropic of Capricorn,Namibia,EOS7D2+100-400mm,iPhone

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オリックスゲムズボック(Gemsbok)

真直ぐな角が見事です。

ナラ(Nara)などの植物が生えているエリアをオリックスゲムズボック(Gemsbok)が歩いていました。

数頭の群れで生活しています。

そこから植物のない砂漠に入っていき、

真ん中でドライバーが車を停めました。

軽い朝食、ビールもあります♪ 

朝食後は砂漠の中を自由にウォーキング。

砂丘に登ったりして楽しみました。

砂丘の先はすぐに海辺、車が先回りしてきます。

波打ち際をよく見ると砂の色が違います。

その近くは一面赤紫。ガイド曰く、ガーネットの原石が波に砕かれ長い年月で砂粒になったとか。

確かに南アフリカのダイアモンド鉱山周辺からナミビア国境で大西洋に流れ込むオレンジ川は大量の宝石を海に流し、波が打ちつけるナミビア南部には多くの原石があるそうです。

このあたりがSandwichHarbour周辺。ゆっくりWalvisBayへ戻っていくと草地のエリアでスプリングボック(Springbok)が出てきました。

このあたり猛獣はいないのか落着いています。

12:45頃WalvisBayに戻りました。これからナミブ砂漠の中心へ向かいます。

2019/09/10 WalvisBay,Namibia,EOS7D2+100-400mm,iPhone

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浜辺のセグロジャッカル(Black-backed Jackal)など

波打ち際から続く砂漠。

サファリツアーの続きです。水鳥のいた浜辺にセグロジャッカル(Black-backed Jackal)が現れました。

この辺りを縄張りにしている家族でしょうか。2頭の子供が近くでじゃれあっています。

こんな海沿いで生活できるのかと思っていたら死んだオットセイを食事中でした。海から打ちあがってくることが多いのでしょうね。

そのミナミアフリカオットセイ(South African Fur Seal)。もちろん生きていますがゆっくり昼寝中、この大きさならジャッカルに襲われる心配はないですね。

縄張り宣言中のオスの姿も。

こんな感じの砂浜ですが、

反対側は砂丘の聳える砂漠が海まで迫っています。

車は砂丘に乗り入れて砂漠の内部へ。

乗り越えた砂丘の陰からダチョウ(Ostrich)が駆けていきました。

なんとも幻想的な光景です。

走るのは速いですね、あっという間に砂漠の奥へ消えました。

別の場所にいた色鮮やかなオス、案外多くいるみたいです。

砂漠に多くの生き物がいる理由はこれ。

ナラ(Nara)という果物、殆どが水分で野生動物の糧になっているとのこと。自然の摂理を感じました。

ここまで出発から約2時間半、次回は砂漠の中で朝食となります。

2019/09/10 WalvisBay,Namibia,EOS7D2+100-400mm,iPhone

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Walvis Bayのオオフラミンゴ(Greater Flamingo)など

朝のサファリツアー♪

翌朝はMola Mola(マンボウ)という会社のSandwich Harbour Tourに参加しました。WalvisBayから南に向かいSandwichHarbour周辺を回って海と砂漠の生き物と景色を見るサファリツアーです。

7:30 WalvisBayを出て南下、大西洋の荒波が打ち付ける砂浜を走ります。

潟になったところにオオフラミンゴ(Greater Flamingo)の群れがいました。

こちらの中央で嘴が根元まで黒いのはコフラミンゴ(Lesser Flamingo)。混群ですね。

水鳥も多く集まる場所です、ソリハシセイタカシギ(Pied Avocet)や、

クリオビチドリ(Chestnut-banded Plover)がいて、

アカハシコガモ(Cape Teal)は群れで泳いでいます。

おなじみモモイロペリカン(Great White Pelican)もゆったりしていました。

朝から盛り沢山です。他にも多くの動物に出会いました。

2019/09/10 WalvisBay,Namibia,EOS7D2+100-400mm,iPhone

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ナミビアのキソウテンガイ(Welwitschia)

2000年を生きる植物

この日の朝、南アフリカケープタウン(CapeTown)からナミビアのウォルビスベイ(WalvisBay)へ。

ローカルな路線なのでケープタウン空港のゲートも外れの方でしたが、アフリカらしい絵や装飾を楽しめました。

小さなプロペラ機に歩いて乗込みます。

乗客は全部で14名。ケープタウンに別れを告げて、

ナミビアに入ると一面砂漠です。

荒涼とした中にも、

道らしき線が通っていました。

到着すると再び歩いてターミナルへ。

ウォルビスベイ(WalvisBay)空港です。

ナミブ砂漠はまともな道が無いという情報だったのでレンタカーはやめ、アフリカの旅行会社にプライベートガイドツアーを頼んでおきました。ここでガイドと待ち合わせ。

到着した日にキソウテンガイ(Welwitschia)を見に行きたいと事前に旅行会社に伝えてあったのですが、ウォルビスベイ市内のホテルへ向かう途中ガイドと話すと聞いていないとのこと。こういう行き違いはよくあることなので当初の依頼を説明し直し、チェックイン後出かけることになりました。

市内のホテルから約1時間、砂漠の真ん中にその植物はありました。

キソウテンガイ(Welwitschia)、別の和名はサバクオモトです、砂漠にいきなり現れた姿は本当に奇想天外ですね。沢山の葉が重なり合っているように見えますが、2枚だけの葉が成長に伴い裂けて数百年の間にこのような形になるそうです。

近寄ると茎の周りに花?蕾?が出ていました。

一段落して辺りを見渡すと何もない荒野です。

記念写真を撮ってホテルに戻りました。

2019/09/09 WalvisBay,Namibia,EOS7D2+100-400mm,iPhone

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ムネアカハイタカ(Rufous-breasted Sparrowhawk)

南アフリカでの鳥見は終了。

午後遅くなって出発、ワイナリーの続く道を走って向かったのは、

Jonkershoek Nature Reserveという無名の自然保護区。たまたま地図を広げて見つけました。

入口近くの森で猛禽を見つけました。ムネアカハイタカ(Rufous-breasted Sparrowhawk)だと思います。

保護区の入口についたらゲートは閉鎖、17時前にはクローズのようです。そばにいたアフリカジュズカケバト(Cape Turtle Dove)を撮って戻りました。

ワイナリーに戻ると出迎えてくれたのは、

ヒメミツオシエ(Brown-backed Honeybird)。

ワイン畑の向こうに夕日が沈み、

3度目の南アフリカ訪問、7日間の滞在もこれで終了。

明日からは初訪問となるナミビア旅行が始まります。

2019/09/08 Stellenbosch,SouthAfrica,EOS7D2+100-400mm,iPhone

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テンニンチョウ(Pin-tailed Whydah) 求愛の舞

朝日のもとで。

翌朝起きて外に出たら再びテンニンチョウ(Pin-tailed Whydah)の♂が現れました。

長い尾を上げたり、

下げたりしていましたが、

♀がやってくると、

派手に飛び上がって、

求愛のディスプレイを始めました。

求愛の結果は見届けずに、

料理を作ったらテラスで朝食。ワインは欠かせません(^^; 

このロッジ、部屋は良かったのですがトイレが故障してしまい、別の部屋に交換してもらいました。

前よりは奥まった場所で落ち着いた雰囲気です。

そうこうしている内に午後になってしまいました。これから鳥見に出かけます。

2019/09/08 Stellenbosch,SouthAfrica,EOS7D2+100-400mm,iPhone

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