レッドドラゴンの鳥見旅行記

レッドドラゴンの鳥見旅行記

夫婦二人の個人旅行で世界中をバードウォッチング。

Limaを散策

南米3か国目はペルー。

深夜到着したのはペルーのリマ。世界一周のエアチケットを予約した時は、Limaからペルーアマゾンに面したIquitosに飛んで、自然観察用クルーザーを借切って3泊の鳥見クルーズを予定していました。ところがクルーズ会社ではその時期3隻の船がいずれも空きがないとのこと。他の客との混乗クルーズはいやなので今回アマゾンは諦めました。そういうわけでリマでの1日はゆっくり休憩に。ホテル近くの6月7日公園(Parque 7 de djunio)と奇跡の聖母教会(Parroquia la virgen milagrosa)を散歩。

Limaは海に面した街、ウォーターフロントからは太平洋が望めます。

そこにあった像、コンドルのように見えますね。

長い間世界中を一緒に旅行してきたスーツケース2つともキャスターが破損、空港での荷物取扱いは乱暴ですからね。夕方ホテル近くの店で新しいスーツケースを2つ購入し、Limaでの短い休息は終わり。

2018/11/03 Lima Peru,iPhone

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メガネグマ(Spectacled Bear)

親子連れ。

昼過ぎSanIsidroを出てQuitoの空港へ向かいます。ドライバー&ガイドのJoseが途中いくつかの探鳥スポットへ。カトリタイランチョウ(Torrent Tyrannulet)がいた川には、

水浴びするインカサンジャク(Inca Jay)もいました。

道路わきの森にカオグロキヌバネドリ(Masked Trogon)が姿を見せました。

鮮やかな緑ですが森と同化しています。

アンデスの東西を分けるPapallacta峠にさしかかりました。

峠の頂上を走っているとJoseが興奮して Oso Andino! と叫んで車を停めました。

スペイン語で「アンデスの熊」メガネグマ(Spectacled Bear)です。親子連れで花の蜜か実を食べているようでした。

丈の高いパンパスの中を歩いているので追うのに苦労します。そのうち子供を連れて崖の上に上がっていきました。

上を見上げると猛禽の姿、ワシノスリ(Black-chested Buzzard-Eagle)が悠々と旋回していました。

時刻は既に夕方、Quitoの空港に送ってもらいJoseともお別れ、ラウンジで夕食を食べてLima行きの飛行機に乗ったのは22時頃でした。

2018/11/02 Papallacta Ecuador,EOS7D2+100-400mm,iPhone

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インカサンジャク(Inca Jay)と昆虫

食べる鳥、食べられる虫。

チェックアウトを済ませた後のロッジ、インカサンジャク(Inca Jay)が何かをくわえていました。

甲虫の仲間のようです。堅い殻に苦労していました。

テナガコガネなども餌になるのでしょう、葉の裏側に隠れています。

枯葉の上のイトトンボ、青い色がきれいですね。

地面にとまったチョウの上にもう1頭。

オスがメスの上を舞って、

おりてきました。もうすぐ次の世代が誕生することでしょう。

2018/11/02 SanIsidro Ecuador,EOS7D2+100-400mm

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アカバネモリゲラ(Crimson-mantled Woodpecker)

時間とガイドの無駄使いでした。

朝のガイドと再び午後の探鳥、こんどはロッジの敷地を離れて周囲を探索します。出てきたのはミヤマオニキバシリ(Montane Woodcreeper)。

今日の目的であるカンムリカザリキヌバネドリ(Crested Quetzal)の声が同宿の団体が向かった方向に聞こえました。我々夫婦がそちらに行こうとするとガイドが違うといって別の場所に向かいます。既にあまり信用していなかったのですが外で道に迷うわけにもいかず連れまわされて結局出会えず。フィーダーではない自然のキバラユミハチドリ(Tawny-bellied Hermit)を見たぐらいで戻りました。

ロッジに戻ってオーナーにガイドのレベルの低さに文句をいいましたが、残っているのは彼しかいないという回答。夕食前に団体のメンバーに聞くとカンムリカザリキヌバネドリを綺麗に撮った写真を見せられました、素晴らしいガイドで他にも多くの珍しい鳥を見つけてくれたそうです。やはり優秀なガイドはずっと前に予約したグループについて、前日急に頼んだ個人には余ったガイドしかこないのですね。

翌日、消化不良のSanIsidroも最後、昼過ぎには出発なので朝は自分たちで鳥見。アカバネモリゲラ(Crimson-mantled Woodpecker)が木をつついていました。

頭から背中が真っ赤なキツツキでした。

他にズアカハシナガハエトリ(Rufous-crowned Tody-Flycatcher)や、

ニッケイハエトリ(Cinnamon Flycatcher)を見て朝の鳥見は終了。

2018/11/01-02 SanIsidro Ecuador,EOS7D2+100-400mm

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朝のインカサンジャク(Inca Jay)

仲良しペアの姿。

午前中もいろいろなところにインカサンジャク(Inca Jay)が出てきました。

早朝には仲睦まじいペアの姿を楽しみ、

朝食後外に出ると後姿、この角度では地味に見えますね。

急に振り返って睨まれました。

嘴の上の房飾りが目立ちます。

ベランダのすぐ前にもやってきました。

2018/11/01 SanIsidro Ecuador,EOS7D2+100-400mm

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エリマキチビハチドリ(Gorgeted Woodstar)

朝食後はベランダから。

朝食後も雨が残っていたので部屋のベランダから外を見るとシロヘリオオヒタキモドキ(Pale-edged Flycatcher)が雨に濡れていました。

あまりに寒いのでフロントに言って湯たんぽを用意してもらいました。形は違うけれど考えは洋の東西を問わず一緒ですね。すぐ前にあるフィーダーを見ていると見慣れない小さなハチドリ。

尾が殆ど無い特徴的な体、エリマキチビハチドリ(Gorgeted Woodstar)のメスです。

体は小さくてもフィーダーでは存在を主張していました。

アンデス西側でも見たヒメミドリハチドリ(Lesser Violetear)。

興奮すると耳が立ちあがり、

フィーダーに来た邪魔ものを威嚇。

目つきも鋭いですね。

同じくアンデス西側でも見たチャムネテリハチドリ(Fawn-breasted Brilliant)。

2018/11/01 SanIsidro Ecuador,EOS7D2+100-400mm

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雨のカオグロキヌバネドリ(Masked Trogon)

SanIsidroは寒い雨。

前日チェックインした際にガイドを勧められたので早朝と午後にお願いをしました。朝6時の約束だったのですが現れません。一人でキャビン近くのインカサンジャク(Inca Jay)や、

背中の赤が見えないヒゴシツリスドリ(Scarlet-rumped Cacique)などを撮っていると30分も遅れてガイドがきました。

見るからにやる気のない若者で、目標はシロハラクリセジアリドリ(White-bellied Antpitta)でしたが30分案内をしても他の鳥もまともに見つけられません。そのうち雨が降ってきたのでキャビンに戻ってきたところ目の前にカオグロキヌバネドリ(Masked Trogon)がとまっていました。

すぐにそばの枝に移って正面を向いてくれたのでオスの美しい配色を堪能できました。

それにしてもかなりの雨、寒さも体にこたえます。

結局一回も鳥を見つけなかったガイドとはいったん別れてキャビンへ。

朝食に出ようと思ったら目の前に籠の鳥?

実は枝の向こうにいたキガシラフウキンチョウ(Saffron-crowned Tanager)でした。

2018/11/01 SanIsidro Ecuador,EOS7D2+100-400mm

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