いよいよコスタリカ最後の目的地であるBosque de Paz(ボスケデパス:平和の森)へ向かいます。今回の露木さんのガイドならびにホテルの手配をして頂いた本間さんがブーゲンビリアホテルにご挨拶に来てくれました。ボスケデパスからの迎えの車に乗りいざ出発。コスタリカは住所番地がアバウトで地図も不充分なのはレンタカーの話で述べましたが、このホテルの所在地もなんとなくポアス火山の麓というだけで道順も時間も分からず。少し窮屈な姿勢のまま結局2時間半ぐらいかかって到着、途中からは大変な山道で最後約30分は民家も無い山奥へ分け入って行く感じで、こんなに秘境だとは知りませんでした。ホテルのほかには森と牧場以外何もなし。買物するなら車で30分ぐらいのZarcero(サルセロ)まで連れて行ってもらわないと。サンホセでいくつか記念のお土産買っておいてよかった。しかも3泊予定の我々の他は最初の夜がイギリス人夫婦1組、翌晩はワイオミングからの夫婦1組、最後の夜はなんと貸切状態。
しかしさすがに秘境、あたりを取巻く鬱蒼とした森とその中を辿るこれも手作りの遊歩道、食堂前の庭を流れる清流、澄んだ空気と合わせ気分をリフレッシュさせてくれます。魚影ならぬ鳥影も濃いような気がします。
最初に庭の餌台のあたりで出迎えてくれたのがChestnut-capped Brush-Finch(クリボウシヤブシトド)。他の場所では全く見ませんでしたが此処では一番の主役です。頭の茶色と喉および目の前の白が浮き上がって最初はびっくりしますが、見慣れてくると色も綺麗で可愛い鳥です。最初の2枚はFZ30、後の2枚はデジスコです。いずれもトリミング。