レッドドラゴンの鳥見旅行記

レッドドラゴンの鳥見旅行記

夫婦二人の個人旅行で世界中をバードウォッチング。

11/23(4)美しい!!-タルコレス



コスタリカに来るにあたり、当然見たい鳥・好きな鳥がありました。日本でも大好きなカワセミ類(Kingfisher)、キツツキ類(Woodpecker)のいろいろな種類を見ることが一つ。そして日本ではとても見られない熱帯特有の鮮やかな色をした鳥達を見ることが大きな目的でした。ケツァールに代表される色鮮やかなキヌバネドリ(Trogon)、熱帯の飛ぶ宝石ハチドリ(Hummingbird)、くちばしが飛んでいるようなオオハシ(Toucan)、そしていかにも南国らしい長い尾をもつハチクイモドキ(Motmot)などです。
ところで鳥の和名なのですが、キヌバネドリやハチドリという優雅な名前に比べ、ハチクイモドキというのはあんまりじゃないかと思うのは私だけでしょうか。この他にも「・・・モドキ」という名前が目につきます。命名された方は大変なご努力・ご苦労をされて付けたのだとは思いますが、名付けられる鳥の気持ちをもう少し汲んで欲しかったと思います。
さて、写真の鳥はTurquoise-browed Motmot(アオマユハチクイモドキ)です。優美な姿と鮮やかな色に似合わず案外林の中でひっそりと人の高さぐらいの所にいます。ケツァールを初めて見た時は大きな樹の上の方に朝日を浴びて輝いていたのに比べ、ハッと気がついたら目の前にいたという感じで随分印象が異なりました。日本にいる時から図鑑で見て楽しみにしていましたが、実物を見てすっかりファンになってしまいました。2枚ともFZ30、やや暗い林なので少し明るくしてシャープネス処理しています。
ハチクイモドキの別の仲間には旅行の後半に雲霧林で会うことができました。その写真もお楽しみに。