レッドドラゴンの鳥見旅行記

レッドドラゴンの鳥見旅行記

夫婦二人の個人旅行で世界中をバードウォッチング。

11/23(5)コスタリカ道路事情-タルコレス




我々が当初コスタリカ旅行を計画した時はレンタカーを借りて動き回るつもりでした。ただし数少ないガイドブック(ちなみに「地球の歩き方」と「A Travel & Site Guide to Birds of Cost Rica」を購入しました)でも悪路・未舗装・急な坂と記述されているので四輪駆動の車をいったんは予約しました。ところが露木さんにガイドご相談のメールを差上げたら「とても初めて来て運転できるような場所ではない」と諭されてしまい、予約はキャンセルの破目に。しかし実際来てみて、運転できない理由がよく分かりました。
第一は向かう方向・道路番号などの標識類が殆ど無いことです。勿論信号のある交差点も少なく、国道が一切標識も無く右折や左折をしている(運転手の後ろで見ていて分かった)ので目的地にたどり着くことが至難の技と思えます。標識に書いてあるスペイン語ぐらいは読めるのですが標識がなければ話になりません。11/21ブラウリオカリージョ国立公園に向かうマイクロバスの中で、イギリス人のツアー客がレンタカーを借りたと聞いてガイドが助言した内容を紹介します。まず道路地図にある道路番号(国道1号など)は忘れること、標識にも書いてないし現地の誰も知らない。次に道には必ず迷うので頻繁に現地の人に道を聞くこと。ただし大分遠い目的地を聞いても誰も答えてくれない。目的地に向かう道順を地図で確認しておき、今いる街の次の街までの道順を尋ねれば必ず教えてくれる。みんな隣町より向こうには行ったことがないのさ、とガイドは言ってました。
第二は道の悪さと狭さです。11/22サベグレ(6)で書きましたが、ちょっと路肩にはみ出すとぬかるんで転落の危機に面することもありました。こんな坂道だけでなく国道(PanAmerican Highway!)でも道には大きな穴が至る所にあいています。しかも縁はとがっていて下手にタイヤを引掛けるとパンクしてしまいます。場所と時間によっては一晩中助けがこないことも。我々のドライバー フランシスコはかなり慎重に穴をよけたり速度を極端に落としたりして運転していましたが、照明も無い夜の運転は道の状況を熟知していないと無理だと感じました。
さて次の鳥の紹介です。今までもご紹介したタイランチョウの仲間ですが、最初は多分11/20サンホセにのせたTropical Kingbird(オリーブタイランチョウ)、そして2枚目はこれがWestern Wood-Pewee(ニシモリタイランチョウ)だと思います。従って11/22サベグレ(3)に載せたニシモリタイランチョウとはEastern Phoebe(ツキヒメハエトリ)ではないでしょうか。いずれもFZ30、トリミング。
3枚目は多分Groove-billed Ani(ミゾハシカッコウ)です。日本のカッコウとは随分違って殆ど黒一色です。TSN604.