レッドドラゴンの鳥見旅行記

レッドドラゴンの鳥見旅行記

夫婦二人の個人旅行で世界中をバードウォッチング。

11/23(3)椰子の実に-タルコレス





海辺とはいえ道路や民家は普通にあります。道路わき、庭のまわりなどには木も多く、そこでキツツキ2種とリスに出会いました。とても硬そうな樹を叩いているのはLineated Woodpecker(シマクマゲラ)、遠く陰になっていたので輝度調整してトリミングしてあります。一方ヤシの木にいたのはHoffmann's Woodpecker(コスタリカキビタイシマセゲラ)。幹を伝わった動きを追っていくとヤシの実に開けた穴へ。とそこには先客が。Variegated Squirrel(リスの仲間)です。いったいどちらがヤシの実に穴を開けてヤシのジュースを飲んだのでしょうか。とても気になります。かなり近づいてアップで撮れました。いずれもTSN604でシャープネスありです。
ガイドの露木さんと我々夫婦3人が2つのフィールドスコープで懸命にシマセゲラを見ていると近所の子供達が集まってきました。みんな人見知りせず屈託の無い笑顔でスコープを覗き込んでいます。常に各国のバードウォッチャー達が訪れるので人慣れしているのかもしれませんが、他の多くの国の子供達のように小遣いをせびるでもなくましてやポケットの中を狙うような動きは一切ありません。裸足の子も多く、更には海辺の家の中には自然保護区に無断で立てられたものもあるそうです。決して生活水準は高くないのに豊かさを感じさせるシーンでした。