レッドドラゴンの鳥見旅行記

レッドドラゴンの鳥見旅行記

夫婦二人の個人旅行で世界中をバードウォッチング。

11/22(1) ケツァールです-サベグレ





いよいよ念願の美しい鳥ケツァールに会う日がやってきました。朝5時半ホテルのロビーでこれから3日間探鳥ガイドをしてくださる露木さんとご対面、とても爽やかな方です。運転手を務めてくれるFranciscoともご挨拶していざ出発!! Resplendent Quetzal(カザリキヌバネドリ)を見に行くところはSavegre(サベグレ)というサンホセから車で2時間強東南の方角へ行ったあたりです。途中Cerro de la Muerte(死者の峠)という怖い名前の場所もあるのですが、三千米級の山の峠で雨風が強く寒い上道が悪いので何となく納得する名前です。そこから急な坂の悪路を下っていくと暖かくなり晴れてきました。あるロッジ近くで観察セットを携えて車を降り、道から多少それて裏手のアボカドの木のそばへ行くと・・・いました!!!ケツァールです。
ケツァールの印象は 美しい、大きい、そして双眼鏡/スコープを通した印象は 可愛い!!でした。「つぶらな瞳」といいますがまさにそのもの。また背側から見るグリーンと、胸から腹にかけての深紅のコントラストの素晴らしさ。この美しさはとても拙い写真ではお伝えできないのですがご覧ください。
残念だったのはずっとアボカドの木の中にいて枝被りの写真しか撮れなかったことです。特にデジスコでは視界の開ける場所に足場がとれず、逆に手持ちのFZ30では近くを動き回って撮ることができました。4枚の写真中2番目がTSN-604、あとはFZ30。全て若干のトリミング、また1枚目を除いては下から逆光の構図なので明るくしています。4枚目の写真、ケツァールの頭のまわりにアボカドの実がいくつもなっているのが分かるでしょうか。
約30分強のケツァールウォッチングを満喫し、この後は他にも沢山いる素晴らしい鳥たちを見にロッジの庭園へ向かいました。