レッドドラゴンの鳥見旅行記

レッドドラゴンの鳥見旅行記

夫婦二人の個人旅行で世界中をバードウォッチング。

アフリカミドリヒロハシ 会えません(T_T)

超希少種は無理ですね(^^;

ルヒジャ地区を訪問先に加えたのはアフリカミドリヒロハシ(African Green Broadbill)とシマオアフリカキヌバネドリ(Bar-tailed Trogon)の生息地だからです。シマオアフリカキヌバネドリは幸運にもブホマで見られたので、この日は緑色の美しい鳥でアルバータイン地溝帯(Albertine Rift)固有の危急種(Vulnerable)アフリカミドリヒロハシが最大の目的でした。
山の斜面にある茶畑を見ながらルヒジャの峠に到着しましたが、前日まで我々の体力を観察していた鳥ガイドのハムレットは99%見られないといいます。というのも彼が把握している生息地は車道から急坂の沢を3時間ぐらい下った先にあるからでした。



それでも幸運を期待して途中まで行こうと歩き始めて15分後、反対側からクロスカントリーのようなハイペースで歩いてくる2人組に出会いました。アフリカ南部に在住で鳥ガイドをしている欧米人とレンジャーですが、昨日はアフリカミドリヒロハシが営巣しているのを確認したのに今朝行ってみると巣がこわされ親鳥の姿はどこにもなかったといいます。猛禽に襲われたのではということでした。
その場所は屈強な彼らが急峻な山道を休憩なしで2時間歩いた先にあるそうで、ハムレットが数年前に確認した場所と同じとのことです。とても我々が辿りつける場所ではないので 大人しくUターンしました(^^; 車の待つ場所近くで見かけたキバラコバシタイヨウチョウ(Collared Sunbird)です。



希少種が見られなかったのは諦めもつきますが、巣が襲われたらしいというのは非常に心配になりました。なんとか無事でいてもらいたいものです。


2011/07/07 Ruhizha Bwindi,Uganda, Lumix-TZ10,EOS50D+70-300mm