レッドドラゴンの鳥見旅行記

レッドドラゴンの鳥見旅行記

夫婦二人の個人旅行で世界中をバードウォッチング。

Buff-breasted Paradise Kingfisher 夜明けのシラオラケットカワセミ

Strikingly beautiful even in the grey dawn.

暗くても美しい、でも・・・

2日目の朝6時頃果樹園の方へ出かけると、目の前を白い糸のようなものがスーっと横に流れていきます。目を凝らすと枝にとまったのはなんとシラオラケットカワセミ(Buff-breasted Paradise Kingfisher)。いきなり出会えるとは思いませんでした。カメラを構える間もなく少し奥の木まで飛んで絶好の枝に泊りました♪ 



3脚にリモコンとはいえ流石に暗く、ISO3200でSS1/80なので画質は良くありません。ところがここで信じられないような出来事が。



同じ頃大砲レンズと重い3脚で歩いていたヨーロッパ系の客がいたので手を振って鳥のいるのを教えてあげました。嬉しそうに近付いてきて横で構えた彼のカメラからはなんと閃光が! それも外付けの大きなフラッシュガンです(+o+) 流石に頭に来てフラッシュは使うなと言ったら何故だ?というのです。鳥にストレスを与えるからと言ったのですが問題ないと言い張って平行線。カモノハシには使ってないよと訳の分からない言い訳をしていました。妻も参加してあなたは鳥を愛していないのかといったら最後は同じ方向を向いてはフラッシュを使わなくなりました。(離れた場所では使ってました)
かなり怒ってフロントに行き、Lindsayにこんな客がいると教えたのですがどうやらホテル側も了解済みのようなのです。フラッシュが悪いという意見があるのは知っているが、特に悪影響が出たということは聞いていない。難しい問題ではあるがここでは特に禁止はしていない、とのことでした。
オーストラリアでは管理者も含めてそんなに無頓着なのかとあきれたのですが、後日Red Mill Houseで、以前ここKingfisher ParkのオーナーをしていたAndrew & Carolに聞いたところ憤慨していました。少なくとも彼らが経営していた時はKingfisher Park内フラッシュ禁止だったそうです。ちゃんと鳥を気にかけている人たちが多いことを知って少しほっとしました。
さて気を取り直して鳥見を続けましょう♪

2009/11/20 Julatten,Queensland,Australia, EOS50D+400mmF5.6