レッドドラゴンの鳥見旅行記

レッドドラゴンの鳥見旅行記

夫婦二人の個人旅行で世界中をバードウォッチング。

アカプルコ、昔日の面影は?

昔の名前で出ています

アカプルコ、我々の世代には眩しいリゾート地の代表でした。1950年代のAmerican Dreamが詰まった街を船上から見ようと沢山の人がデッキに出てました。



でも近付いていくと何か雰囲気が違います。写真左手の山の建物はかなりが廃墟、向かっていく埠頭もそれほど活気が無いような。ま、どこの港でも船から埠頭を見ると殺風景に見えるものですが。右側の茶色い煉瓦造りはSan Diego砦跡です。



¡Bienvenidos a Acapulco! アカプルコへようこそ!に迎えられて入国施設のゲートをくぐると、タクシーの客引きの嵐です。ところがそこでオリーブタイランチョウを見つけてしまったので、客引きを何人も回りに集めたまま野鳥撮影会を開始。そのうちあきれて客引きも離れていきました(^^;



旧市街と新市街の真中にあるParque Papagayo(パパガヨ公園)では沢山の鳥を見ることができました。野鳥編をお楽しみに。道路は滅茶苦茶混んで割込み当り前、タクシーは殆どVWのビートルです。後部座席が狭いので2人で乗るには助手席と後部を使用。メーターは無く料金は事前交渉! 埠頭への帰りは2ペソで交渉成立。勉強中のスペイン語で蒸暑いとか話していたらそのうち早口で喋られて大変でした。



埠頭の反対側から夕陽をあびた船と市街。



アカプルコナイトライフを含めた男の遊び場から家族向けリゾートへの転身がうまく進まなかったようで、どこかさびれた雰囲気がありました。日本で言えば少し前の熱海(失礼!)のような感じがしましたね。
2006/12/11 Acapulco, KissDX+70-300mm & 18-55mm