レッドドラゴンの鳥見旅行記

レッドドラゴンの鳥見旅行記

夫婦二人の個人旅行で世界中をバードウォッチング。

Okavangoの夕暮れ

夕焼けがきれいです♪

水路の脇にキバシトビ(Yellow-billed Kite)を見ながらボートはゆっくりと進みます。



とても静かで絵画のような風景です、大木の横を陸に上がり今日もSundownerの時間(^^;



気持ちよく飲んでいたらタテフコショウビン(Striped Kingfisher)が挨拶に来ました(^^)



帰りは夕日に向かって進んでいき、



日が完全に暮れる頃ロッジに戻りました。



ディナーはヨーロッパ人5人と我々夫婦、それにロッジのマネージャー1人が一緒になりました。最初は動物の話だったのですが途中からスコットランドの女性がボツワナは動物愛護に力を入れていると大統領を誉め始めました。その発言の中に「神は人を全ての生物の上に作られたけれど、我々は野生動物の存在を尊重(Respect)」云々とあり違和感を覚えていたら、その感覚が伝わったのか日本ではどうなのかと質問がふられてきました。
私は「日本人は深い宗教観を持っている人は少ないけれど基本は仏教の教えにあり、生物に人を含めて上下をつけることはない。例えば前世は鳥、生まれ変われば虫など輪廻転生の思想がベースなので野生動物を敬うことは自然なこと」と説明しました。輪廻(Reincarnation)が理解されるか若干不安でしたが皆さん良く分かっていただいたようです。
英語が母国語の人たちが議論を始めると細かい所はついていけなくなりますが、彼らもアジアや日本の人の考え方を知りたいと思っていることが良く分かりました。
ただし翌日他のヨーロッパ人が「ボツワナの初代大統領夫人(現大統領の母)はイギリス女性で、イギリス人とイギリスのおかげでボツワナは繁栄していると言いたいのさ」と醒めたコメントをしていました。いろいろな意見があるものですね。


2014/11/06 Okavango,Botswana,EOS70D+400mm,Lumix-TZ10