レッドドラゴンの鳥見旅行記

レッドドラゴンの鳥見旅行記

夫婦二人の個人旅行で世界中をバードウォッチング。

ハワイ(1)オアフ島

ハワイは鳥見を別にしても楽しい所なので旅行回数は多いですが、双眼鏡は持っていてもカメラは殆ど持っていませんでした。デジスコ開始前だったので、非常に近づいてくれた鳥だけは一般のコンパクトデジカメで撮ることができました。画質も大きさもデジスコや一眼とは比べられませんが自分の備忘録的にのせていきます。
ハワイには固有種としてHoney Creeper(ミツスイの仲間)など綺麗な鳥がいたのですが、Captain Cook以来欧米や日本から持込まれた外来の動物、鳥、蚊(!)などによって急激に数を減らし絶滅危惧種がほとんどのようです。一般には入れない自然保護区などで細々と生き延びているのが実態です。
現在ハワイで見られる鳥はその殆どが外国からペットとして持込まれ篭脱けしたものです。特に南方系の果実を主食とする鳥はパイナップル・パパイヤ農園などの拡大に合せて範囲を拡げ、今ではハワイを代表する鳥という錯覚を持ちます。日本から持込まれたメジロ(Japanese White Eye)もどこでも我が物顔で飛んでいます。
そんな中から第一回はオアフ島で割と良く見られる鳥です。
1/2枚目はRed-crested Cardinal。原産地はブラジルの鳥といわれると、なるほどそんな感じがしてきますが、今やハワイの日差しを象徴するような鳥になりました。総合電気メーカーの某H社の有名なコマーシャル「この木何の木」の最終シーンのあたりで枝にこの鳥が止まっています。まだ知らない方はじっくり見てください。オアフ島の中央あたりのゴルフ場にて。
3枚目はRed-vented Bulbul。ホノルル動物園近くの公園で見ました。原産地はなんとインドだそうです。腰のあたりの赤が効いています。

和名を見つけました。
Red-crested Cardinal:コウカンチョウ、 Red-vented Bulbul:シリアカヒヨドリ