レッドドラゴンの鳥見旅行記

レッドドラゴンの鳥見旅行記

夫婦二人の個人旅行で世界中をバードウォッチング。

11/23(9)マングローブツアー






午後タルコレス河口近くにあるマングローブ林の水路をボートで巡りました。平底のエンジン付ボートですがオペレータ(ボートの持主兼操縦士兼ガイド)は鳥に詳しく、また鳥を間近に見るときはエンジンを切ってくれます。チャーター(貸切)だったので好みに合わせ主目的はコミドリヤマセミ、あと各種水鳥を見ることで出発。ところが早速カメラの腕の無さで大苦戦です。いくらエンジンを切ってボートを殆ど止めた状態にしてもらっても、自分が常に水の上で揺れている感覚で焦点を合わせることすら困難なのです。当然デジスコなど問題外でFZ30での撮影となりましたが、後でPCで確認してガッカリしてしまいました。練習すればキチッととめられるのだろうか?そんな訳で手ブレ・甘ピンの証拠写真の連続ですがしばらくお付き合いを。
のっけから何が写っているのか分からないような写真はBasilisk(バジリスク)です。そう、水面を走るというので有名なトカゲ。写真の真中、左上に向かってのびた枝の上に張付いています。緑色のGreen Basiliskの方が有名ですが多分カリブ海側でないと見られないでしょう。枝の上をスルスルと動いていましたが水面は走ってくれませんでした。
次も鳥ではありませんが、ここマングローブ水路の主American Crocodile(アメリカクロコダイル?)そう、ワニです。このあたりの親玉は全長7メートル(!!!)もあり、はぐれた牛など食べられてしまうそうです。この写真は小ぶり(?!)な2米ぐらいのワニでしたが決してお近づきにはなりたくありません。
水鳥ではサギ類やトキコウ、ヘビウなど多くの種類を見ましたが、あまり私自身興味がないのと(ゴメン)後で識別もつかないような写真が多いので2種だけの掲載となりました。
Wood Stork(アメリトキコウ)はとても背が高く痩せているので、その風貌がなぜか時代劇に出てくる手練れの浪人(古い!!)という雰囲気でした。
一方ひと目でこれは変わっている、と思えたのがBoat-billed Heron(ヒロハシサギ)です。写真5枚目で良く分かるように実に広くて大きい嘴とやはり大きくビックリしたような印象の瞳、似たような鳥には出会ったことがありません。もともと夜行性で昼間は藪の奥に潜んでいるそうですが、どういうわけか今日は開けたところに姿を見せてくれました。4枚目では左上と右下で2羽が見詰め合っているようです。