レッドドラゴンの鳥見旅行記

レッドドラゴンの鳥見旅行記

夫婦二人の個人旅行で世界中をバードウォッチング。

夕方のトキ

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夕日を浴びてひときわ赤い。

新穂には飼育されたトキを野生に戻す野生復帰ステーションがあり、そこには「トキのテラス」と呼ばれる建物があります。その3階屋上から新穂の田園の上にトキの飛ぶ姿が時々見られます。

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テラスは小高い丘の上の3階屋上なのでトキの飛ぶ姿を上から観察することができました。

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トキは警戒心の強い鳥で、田んぼでの観察・撮影は車から降りて近付いてはいけません。例外的に車の外で観察できるのはトキのテラスとトキ交流会館の前庭だけです。この後トキ交流会館を訪れ、日本のトキの保護活動、絶滅から再生への佐渡の関係者の方々のご努力を知ることができました。昔は日本中に分布していたのですね。

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昼にはいったん両津に戻り、夕方4時頃再び新穂に向かうとトキが朝と殆ど同じ場所にいました。今度は夕日が当たるので目までよく見えました、飛んだ時の羽の色も実に鮮やかです。

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朝出会った現地の女性が、温泉近くの森がトキの塒なので夕方になると群れで飛んでくると教えてくれました。温泉の隣がトキ交流会館なので向かっていくと、既に薄暗くなった田んぼで採餌に余念のないトキを発見。

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車を超低速で走らせるとかなり近くの道までいけました。

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飛ばせてはいけないのでゆっくり通り過ぎ、交流会館へ。大分遅くなって5時20分頃、夕焼けの中を何羽か飛んできました。

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温泉と夕食の時間も迫ってきたので群れを待つのは諦めました。

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2021/10/07 佐渡,EOS7D2+100-400mm,iPhone

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トキ (Nipponia Nippon)

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佐渡島でトキ三昧♪ 

10月6日~9日で佐渡にトキを見に行ってきました。野生の状態のトキが簡単に見られるか分からなかったので余裕をもって3泊です。6日は早朝から高速道路で新潟港に向かい、昼頃のカーフェリーで両津港へ、そのままマイカーで両津近くに宿泊。

翌7日の朝、事前に調べておいた候補地から新穂周辺へ行きましたが辺りにトキの姿は無し。ちょうど通りかかった農家の女性3人に聞くと「いつもは10羽ぐらい飛んでいるのに今日はいないわね」と残念な返事。ところが話の途中ですぐ近くの棚田に1羽のトキが飛んできました。

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初めて見るトキの姿。朝日が逆光ですが、赤い頭部に朱鷺色の羽が美しいですね。正面を向くと黒い嘴の先端が赤いのが分かります。

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見ているとゆっくり飛び立ちました。柔らかい飛翔の姿です。

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日差しを浴びて飛ぶ姿も見られました。

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いきなりすぐ近くからとても美しい個体を見ることができ大満足でここを離れました。20分ほど低速で走ると遠くの枯れ木に大きな鳥が3羽。

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これもトキです。休む時は高い樹上にいるようですね。

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一方足元にはツリガネニンジンの花。軽井沢より1ヶ月も遅くまで咲いています。

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トキ探索旅行、上々の滑り出しになりました。

2021/10/07 佐渡,EOS7D2+100-400mm,OlympusSP100EE

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ノドジロカナリア(White-throated Canary)

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ウェストコースト半島へ。

今日はランゲバーン(Langebaan)を出発、最初に北のウェストコースト半島(West Coast Penisula)へ。ブレデンバーグ(Vredenburg)の街中を通り抜けて、

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パターノスター(Paternoster)にきました。

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大西洋に突き出した半島の北西端にあります。

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街はずれでノドジロカナリア(White-throated Canary)を見て、

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北端セントヘレナベイ(St. Helena Bay)にはアフリカクロトキ(African Sacred Ibis)の姿。

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ペアで食事に余念がありません。

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周辺は荒れ地が多く、

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痛そうな灌木が花をつけていました。

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今日の目的地ステレンボッシュ(Stellenbosch)へ行くため、南下してテーブルマウンテン方面に向かいます。

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2019/09/07, WestCoastPeninsula,SouthAfrica,EOS7D2+100-400mm,iPhone

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猛毒パフアダー(Puffadder)と再会

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正面には行けません(^^; 

Langebaanに向かう道路に横たわる影、5年前に全く同じ場所で見つけたパフアダー(Puffadder)です。

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猛毒、しかも飛びかかるということは前回学習していたので今回の写真は後ろからだけです。

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元々臆病なヘビなので草むらへ移動していきました。道路脇といえども草むらには入れませんね。

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夕方5時を過ぎ先へ進みます。ケープホオジロ(Cape Bunting)や、

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ケープキジシャコ(Cape Spurfowl)を見ていると、

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クロエリサバクヒタキ(Capped Wheatear)が枝の先にとまっていました。

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まだ若のようですね。

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Fynbosの中で動いていたのは、

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ゴマフハウチワドリ(Karoo Prinia)でした。クモの糸を集めて巣作りでしょうか。

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ゲートに近づき左手に入江が見えると、

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右の砂場にコアジサシ(Little Tern)が座っていました。

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入江の中はフラミンゴの群れ。右の大き目はオオフラミンゴ(Greater Flamingo)、左の色が濃いのはコフラミンゴ(Lesser Flamingo)の混群でした。

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遠くのアカシアの上に夕日を浴びて光る小鳥が。

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ミナミゴシキタイヨウチョウ(Southern Double-collared Sunbird)の囀りでした。

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見ていると飛び立って、

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行ってしまいました。光沢ある緑の羽が夕日に照らされています。

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ホテルに戻ったのは日が落ちてから。Langebaanの町がきれいに見えますね。

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長く充実した1日が終わりました。

2019/09/06, WestCoastNP,SouthAfrica,EOS7D2+100-400mm,EOS70D+18-135mm,iPhone

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軽井沢のアカボシゴマダラ

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外来種ですがとても綺麗。

軽井沢も雨が続きストーブで薪を燃やすほど寒くなりましたが、やっと天気が回復し過ごしやすい季節になりました。浅間山にかかる雲も完全に秋の気配です。

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8月下旬にはミヤマクワガタが庭に現れましたが、

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今は全く見られません。一方散歩の途中で変わったチョウを見つけました。

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アカボシゴマダラです。元々日本では奄美地方固有だったのですが、十数年前に中国原産の亜種が日本に持ち込まれ、関東で生息域を拡大してきたとのこと。今では軽井沢でも見かけるようになりました。

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幼虫がエノキを食べるとのことでオオムラサキと競合するのが心配です。

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2021/08/18,09/11 軽井沢周辺,iPhone

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ダチョウ(Ostrich)

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やっぱり大きい。

Postberg Sectionの出口、アカシアの上に鳥の姿が。

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カタジロオナガモズ(Common Fiscal)ですね。

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ドライブしていると丘の中腹に大きな鳥。

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ダチョウ(Ostrich)でした。

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悠然と歩いています。

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最初にウェストコースト国立公園で見たときは親子連れでしたが、

今は繁殖前のようです。

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もう一度入江を見ながら、

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Geelbek Visitor's Centre付近に戻ると古い農機具が置いてありました。

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そばの支柱にいたのはサメハクセキレイ(Cape Wagtail)。

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あたりを歩いていたら草むらにアフリカヤツガシラ(African Hoopoe)。

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南部アフリカでは必ず出会う鳥です。

大分遅くなってきたのでじっくりと見ることはできませんでした。

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これから入江の東側を北上してLangebaan Gateに向かいます。

2019/09/06, WestCoastNP,SouthAfrica,EOS7D2+100-400mm,iPhone

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ヤマシマウマ(Mountain Zebra)

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保護区内の絶滅危惧種

海辺でハイイロヤブヒバリ(Cape Clapper Lark)を見ながら休んだ後、再びドライブ。

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岩山の間を走るとヤマシマウマ(Mountain Zebra)が草を食んでいました。

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シマウマにも種類があり、以前見たのはサバンナシマウマ(Plains Zebra)や、

その亜種グラントシマウマ(Grant's Zebra)でしたが、

 縞模様がそれぞれ異なります。

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縞が細く、影のような縞(Shadow Stripe)はありません。

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数頭の群れで走っていました、絶滅危惧種だそうです。

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シマウマを見ながら更に走って、

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大西洋に面したTsaalsbankにやってきました。

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岩だらけの海岸をよく見ると、

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右奥の岩にミナミオオセグロカモメ(Kelp Gull)がいます。

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そのすぐ左にはキノドハナグロウ(Cape Cormorant)が羽を広げ、

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荒波を浴びながら休んでいました。

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標識に絵のあったアフリカミヤコドリ(African Oystercatcher)の姿も。

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海藻を食べているのでしょうか。

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あちこちに群れがいました。

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午後3時、Postberg Sectionを充分楽しんだのでこれから公園内を一周して戻ります。

2019/09/06, WestCoastNP,SouthAfrica,EOS7D2+100-400mm,iPhone

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